グーグル「Chrome 97」安定版リリース--37件の脆弱性修正

Jonathan Greig (ZDNet.com) 翻訳校正: 緒方亮 吉武稔夫 (ガリレオ)

2022-01-06 15:19

 Googleは米国時間1月4日、「Chrome 97」の安定版を「Windows」「macOS」「Linux」向けに公開した。37件のセキュリティフィックスが含まれており、1件は「Critical」とされている。

 今回の「Chrome 97.0.4692.71」には、解放済みメモリー使用(UAF)に関するCriticalの脆弱性「CVE-2022-0096」のほか、「CVE-2022-0098」「CVE-2022-0099」「CVE-2022-0103」「CVE-2022-0105」「CVE-2022-0106」といったUAFに関連する脆弱性の修正が含まれる。また、ヒープバッファオーバーフローの問題は3件あり、いずれも「High」とされている。

 これらの脆弱性のエクスプロイトがすでに存在するかという点について、Googleは明らかにしていない。BreachQuestの最高技術責任者(CTO)Jake Williams氏は、いずれも実際に活発に悪用されているとは認識していないと述べている。

 Viakooの最高経営責任者(CEO)Bud Broomhead氏は、安定版(Stableチャネル)のリリースで新機能の提供よりもサイバー脆弱性の修正に一層重点が置かれているように見えることは特筆すべきだと指摘する。同氏は、「Stableは今や、『マシンがクラッシュしないこと』ではなく『サイバー空間利用の安全』のようになっている」と述べた。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    【マンガ解説】まだ間に合う、失敗しない「電子帳簿保存法」「インボイス制度」への対応方法

  2. ビジネスアプリケーション

    きちんと理解できていますか?いまさら聞けないインボイス制度の教科書

  3. 運用管理

    AWS、GCP、Azureを中心としたクラウドネイティブ環境における5つのセキュリティ強化策

  4. セキュリティ

    マンガでわかる―Webサイトからの情報搾取を狙うサイバー攻撃「SQLインジェクション」、どう防ぐ?

  5. セキュリティ

    緊急事態発生時にセキュリティを維持するための8つの戦略と危機管理計画チェックリスト

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]