工業用ファスナー最大手のニフコは、Works Human Intelligence(WHI)の統合人事システム「COMPANY」を導入し、さらにワークスビジネスサービスのビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)サービスも採用した。WHIが1月11日に発表した。
ニフコでは、これまで人事関連業務を複数のシステムや表計算ソフトで管理し、人事データが各所に散在している状況だった。また、電子化されていない紙業務のために担当者と従業員双方へ業務負荷がかかっていた。
そこで、人事データの一元管理と業務効率化を図ることも目的に「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「COMPANY 就労プロジェクト管理」を採用した。さらに人事労務領域の外部委託も検討し、ワークスビジネスサービスのBPOサービスに決定した。
人事情報を一元管理することで、データの重複入力や連携作業などの無駄な業務を削減できる。また、申請ワークフローを電子化することで、業務の効率化とペーパーレスを推進する。月次で行う給与計算や勤怠管理業務のほか、定期的に発生する昇給や住民税年次改定、年末調整などの管理業務を外部委託することで、人事部はより「戦略的業務」に注力する時間の創出が可能になるとしている。