持続可能な航空燃料(SAF)を手がけるLanzaJetは米国時間1月13日、Microsoftの気候イノベーション基金Climate Innovation Fundから5000万ドル(約57億円)の資金を調達したと発表した。この資金は、ジョージア州ソパートンのFreedom Pines Fuelsプラントの建設に充てられるという。アルコールからSAFを製造する世界初のプラントになるとLanzaJetは述べている。
Microsoftは、同社のクラウドデータセンターにおけるディーゼル燃料への依存を低減する手段として、持続可能な燃料に関心を寄せている。LanzJetはMicrosoftの出資によって、より低コストなSAFと再生可能なディーゼル燃料を世界の市場に提供できるようになるとしている。同社の工場で第2世代の廃棄物由来のエタノール原料を実現するという。
Microsoftは、2030年までにカーボンネガティブを実現するとともに、2050年までに同社が1975年の創業以来排出してきたすべての二酸化炭素の環境への影響を取り除きたいとしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。