グーグル、「Workspace」の無償版「Essentials Starter」提供開始

Stephanie Condon (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2022-02-04 10:30

 Googleは米国時間2月3日、個人が職場で使用できる同社の生産性スイートの無償版である「Workspace Essentials Starter」をリリースしたと発表した。これは、同社の生産性ツールを日々の生活の中で個人的に使用しており、職場のレガシーなテクノロジーを使わずに済ませたいと考えている膨大な数のコンシューマーに向けた製品だ。

Google
提供:Google

 Essentials Starterでは、「Docs」や「Sheets」「Slides」「Drive」「Meet」といったGoogleの人気ツールを利用できるが、「Gmail」アカウントへのアクセスは含まれていない。ユーザーはその代わり、会社から与えられている電子メールアドレスを用いてサインアップする。こうしたアカウントがいったん確認されれば、ユーザーはすぐにEssentials Starterを使用し、コラボレーションに向けて他の人々を招待できるようになる。

 またユーザーは、ファイル形式を変換することなく、既存のツールを用いて作業できる。「Microsoft Office」ドキュメントやPDFを含む100種以上のファイルの保存や共有、編集が可能となっている。さらにEssentials Starterはファイルの暗号化やセキュアなアクセスを提供する。

 「Google Workspace」のマーケティング担当バイスプレジデントであるKelly Waldher氏は米ZDNetに対して、「従業員が大局的な観点から、自らどう働きたいのかや、誰のために働きたいのかという決定を下す時期に(この新製品を)投入する」と述べ、「われわれは、この新製品を提供することで、従業員らが自らにとって最適な意思決定を下せるよう支援し続ける」と続けた。

 さらに、これは「モダンなコラボレーションツールセットを採用し、現在のハイブリッドな作業環境を念頭に置いて開発されていないレガシーなテクノロジースタックを使い続ける必要がない」ことを意味していると同氏は続けた。

 Google Workspaceは大半のデジタルコミュニケーション/コラボレーションツールと同様、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによって拡大してきたリモートワークやハイブリッドワークというトレンドの恩恵を受けている。Waldher氏は、ビデオ会議ツールの「Google Meet」が過去2年間で特に大きく伸びてきていると付け加えた。

 このパンデミックによってビデオ会議ツールに対する関心が高まったことを受け、GoogleはMeetに対して多大な投資を実施した。また同社は、生産性向上ツールのラインアップを全面的に刷新し、2020年10月には「G Suite」として知られていたツール群をWorkspaceという名称にリブランディングした。

 2月1日に開催された第4四半期決算(10~12月期)発表後の電話会議において、GoogleはWorkspaceの売上高の成長について、シート数と1シートあたりの平均売上高の双方が堅調に伸びたことによるものだと説明した。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]