編集部からのお知らせ
New! 記事まとめ「ISMAP-LIU」
話題の記事まとめ「通信障害と社会リスク」
調査

COBOLの利用、従来予測の約3倍との調査結果

Owen Hughes (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)

2022-02-10 13:33

 COBOL言語に関して新たに実施された世界的規模の調査によると、世界中の組織や機関によって現在使用されているCOBOLコードの総数は8000億行を超えており、これまで推定されていた規模の約3倍に相当するという。

 49カ国の1104人を対象にした世界的な調査により、回答者の92%がCOBOLを戦略的優先事項として捉え続けていることが明らかになった。また回答者の52%は、所属組織におけるCOBOLベースのアプリケーションが向こう10年以上残り続けると考えているという。

 IT企業Micro Focusの依頼を受け、調査企業Vanson Bourneが実施したこの調査によると、日常的に利用されているCOBOLプログラムのコード総数は7750億〜8500億行だという。この値は、開発者と技術者、ITマネージャーに対して、自らの組織で利用しているCOBOLプログラムの行数を把握、計算するよう求めた結果に基づいている。

 回答者のうち最も多くを占めたのは開発者(37%)で、マネージャー/ディレクター(31%)、ITアーキテクト/コンサルタント(13%)、バイスプレジデントおよび経営幹部(8%)、システム管理者(5%)がそれに続いた。

 Micro Focusによると、今回の調査結果は、特にデジタルトランスフォーメーションの取り組みにおいて、「中核となるレガシービジネスシステム技術の中で最も信頼できるもの」としてCOBOLへの投資を続けることの重要性を裏付けているという。

 調査の回答者の半分近くが、社内でのCOBOLの利用量が今後1年間に増えると予想していると回答した。同様に、回答者の64%は、旧来のレガシーシステムの廃棄や交換ではなく、COBOLアプリケーションのモダナイズを予定していると答えた。この調査結果は、COBOLへの継続的な投資と、「次世代」の開発者によるモダナイズの必要性を示している。

 クラウドは、アプリケーションのモダナイズを促す主要な技術であることが分かった。2021年のCOBOLとクラウドに関する自社の計画についての質問に、回答者の43%は、COBOLアプリケーションがクラウドをサポートしている、または、同年末までにクラウドをサポートするようになると答えた。また、41%は、新規の事業プロジェクトでは、既存のCOBOLシステムとの統合が必要になると回答した。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]