ウクライナのMykhailo Fedorovデジタル変革相によると、複数の政府系ウェブサイトが現地時間2月23日、分散型サービス拒否(DDoS)攻撃を受けてアクセスできなくなったという。DDoSは、ウェブページの処理能力を超える大量のリクエストを送り込むことで、ウェブサイトを機能不全に陥れる攻撃だ。同氏はメッセージングアプリのTelegramで、一部の銀行のサイトもダウンしていると伝えた。
提供:James Martin/CNET
外務省、内閣、議会のサイトが同日、利用できない状態になった。
CNBCはこのサイバー攻撃について、実行者はまだ判明していないが、ロシア軍がウクライナ国境付近に留まる中で発生したと伝えている。Joe Biden米大統領は22日、こうした動きを「ロシアによる侵攻の始まり」と批判した。
先週、ウクライナの国防省や大手銀行も同様の攻撃を受けた。セキュリティ専門家らは、ロシアがウクライナの政府や経済を不安定にするためにサイバー攻撃を強化する可能性があると警告していた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。