三井住友海上火災保険のシンガポールとマレーシアの現地法人MSIG SingaporeとMSIG Malaysiaは、OpenTextの情報管理ソリューションを導入した。OpenTextが発表した。
MSIGは三井住友海上火災保険の完全子会社であり、MS&ADインシュアランスグループの傘下にある。同社は複数の事業部門や拠点を対象にOpenTextのソリューションを活用し、経営効率を最大限向上させる。セルフサービス型の保険に対する需要が高まる中、顧客の利便性も強化していく。
OpenTextは、ビジネスに不可欠な情報やプロセスを効率的に処理・自動化し、情報のハブとして活用できるソフトウェア&クラウドサービスを提供する。ビジネスコンテンツ&プロセス管理をはじめ、B2B/EDIデータ連携サービスやファクシミリソリューション、ウェブ&デジタルメディア管理、フォレンジックセキュリティや人工知能(AI)を用いた各種の分析・可視化など、多種多様な業界・業種のユーザーへソリューションを提供している。
今回両社が採用した製品は、 OpenText Extended ECM Platform、同Intelligent Capture、同Exstream、同AppWorks Platformの4つ。
Extended ECM Platformは、各種コンテンツサービスと主要アプリケーションの連携により、従業員の生産性向上に必要な情報への容易なアクセスを可能にする。Intelligent Captureは、高度な光学文字認識(OCR)を通じ、紙文書、スキャン画像、電子メール、ファクシミリを自動的にキャプチャー・判読して、規制上のポリシーや手順に関わるコンプライアンスの順守を確保する。Exstreamは、データやコンテンツを実用的な洞察へと変換することで、あらゆるチャネルを対象にパーソナライズされた顧客体験を提供し、AppWorks Platformはスマートで導入の容易な自動化アプリケーションを構築する。