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マイクロソフト月例パッチ、「Windows 10/11」のリセットでユーザーデータが残る問題を修正

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2022-03-09 14:48

 Microsoftが公開した最新の月例更新プログラムには、「Windows 10」「Windows 11」のPCをリセットした際に、一部のユーザーデータが消去されない問題に対する修正が含まれている。この問題は、Microsoft MVP Enterprise MobilityのRudy Ooms氏が2月下旬に発見したもので、Windows 10または11のデバイスをリモートまたはローカルでワイプした後も、「Windows.old」フォルダーで一部のユーザーデータが読めてしまうというものだ。

 影響を受けるWindowsのバージョンは、Windows 11バージョン21H2、Windows 10バージョン21H2、Windows 10バージョン21H1、Windows 10バージョン20H2だ。Microsoftはすでにこの問題の回避策を公開しており、Windowsデバイスをリセットする前に、「OneDrive」からサインアウトするかリンクを解除することで問題を回避できるとしている。しかし、今回のWindows 11Windows 10の更新プログラムでは、この問題を解決している。

 この問題に関するサポート情報の注記には、「一部のデバイスでは、この更新プログラムをインストールした後、問題に完全に対処し、リセット後にファイルが保持されるのを防げるようになるまでに、最大7日かかる場合がある。すぐに有効にしたい場合は、『Windows Updateトラブルシューティングツール』の指示に従って、Windows Updateトラブルシューティングツールを手動で使用することもできる」と書かれている。

 またMicrosoftは同日、Windows 11向けに「Android用Windowsサブシステム」のアップデートをリリースした。このアップデート(バージョン2203.40000.1.0)は、「Windows Insider」プログラムのすべてのチャネル(Dev、ベータ、リリースプレビュー)で利用できる。Android用Windowsサブシステムと「Amazon AppStore」を利用すれば、Windows 11でAndroidのアプリを実行できる。

 このアップデートには、H.264ビデオのハードウェアデコード、さまざまなネットワーキングに関する変更、MSAA(マルチサンプルアンチエイリアシング)に関する変更、Android用Windowsサブシステムの入力改善などが含まれている。

 今回の月例セキュリティ更新プログラム「Patch Tuesday」には、数週間前からWindows 11ユーザーにプレビュー版としてロールアウトが始まっていた新機能の一部が含まれている。これには、前述のWindowsでAndroidアプリを利用する機能が含まれる。一般ユーザー(Windows Insiderプログラムに参加しているテスター以外のユーザー)は米国時間2月15日から、米国でいくつかの機能を手動でダウンロードすることが可能になっている。

 また、今回のセキュリティ更新では71件の脆弱性が修正されている。Windows41件、「Office」5件、「Exchange」2件などだ。影響を受ける製品には、「Exchange」「Visual Studio」「Microsoft Intune」「Microsoft Defender」「Azure Site Recovery」、「Edge」ブラウザー(Chromiumベース)などが含まれている

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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