調査

ランサムウェアはKubernetesの脅威に--ベリタス調査

ZDNET Japan Staff

2022-04-11 16:32

 ベリタステクノロジーズは4月11日、企業導入が進むKubernetes環境にとってランサムウェアが脅威になっているとの調査結果を発表した。11カ国・地域の企業のITマネージャー1100人へのアンケートで判明したという。

 それによると、Kubernetesを利用している企業は20%で、60%が今後2~3年以内にKubernetesを導入するだろうと回答した。利用中の企業のうち25%がランサムウェアなどデータ損失の被害を招く脅威に対策ツールを実装済みで、約4分の3が脅威に無防備だった。

 回答者の99%は、物理、仮想、コンテナーの各環境のワークロードを統合的に保護する仕方にメリットがあると答えたものの、62%がそれに関する知識を持ち合わせていないとした。

 しかし、回答者の14%は「5年後にはランサムウェアは問題ではなくなっているだろう」とした。47%が今後5年で投資を強化する考えであるといい、ベリタスは「結果的にKubernetes環境のデータ保護を行っていない組織は15%未満になる。今後5年間でKubernetes環境へのランサムウェア攻撃に対する『十分な準備が整う』との回答は56%に上る」とコメントしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 56 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. ビジネスアプリケーション

    生成 AI の可能性を最大限に引き出すためにできること—AI インフラストラクチャの戦略ガイド

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]