「iOS 15」はライフサイクルの中ほどまで到達している。米国時間6月6日に開催される「Worldwide Developers Conference」(WWDC)で、Appleは「iOS」の次期バージョン「iOS 16」を正式に発表する予定だ。
筆者はiOSのヘビーユーザーであり、iOSの多くの機能には、改善の余地があると常々感じている。そこで、本記事では、iOS 16に搭載されたら利便性が向上するはずだと筆者が考えている新機能を紹介する。
インタラクティブなアプリアイコン
iOSアイコンは退屈だ。Appleの標準アプリの中には、「時計」や「カレンダー」など、アクティブなアイコンを備えているものもあるが、ほかのアプリは単なる画像に過ぎない。
こうした現状は、好機を逃しているように思える。筆者は、アイコンがウィジェットのミニバージョンのように情報を伝達できるようになることを望んでいる。
また、アプリがこの機能を悪用するようになった場合に備えて、あらゆるアプリを静的アイコンに切り替える手段があれば便利だろう。
常時オンのロック画面
皆さんがどう感じるかは分からないが、OLEDディスプレイを常時オンにして、時刻と選択した通知を表示することができれば便利だと思う。
この機能は、バッテリー持続時間への影響がほとんどなく、ちらりと見るだけで情報を把握できる。
よりスマートな「Siri」
Siriを使っていると、その能力の限界にぶつかることが頻繁にある。それがなければ、もっと頻繁にSiriを利用するだろう。
そうした限界があるため、Siriを使うのが面倒になる。この機能を無視して、さまざまなことを手動で実行した方がはるかに迅速で、利便性も高い。
画面分割機能
iPad Proには、2つのアプリを並べて実行できる画面分割機能がある。大型の「iPhone」(特に6.7インチディスプレイを搭載する「Pro Max」)でも同じことが可能だと筆者は確信している。
それですべての問題が解決するとは言わないが、2つのアプリを横に並べて実行する機能が追加されたら、特定のアプリを使用する際の筆者の生産性は確実に向上するだろう。
よりスマートな「バッテリーの状態」画面
iOSの「バッテリーの状態」画面はスマートではなく、表示されるのは基本的に役に立たない情報だ。筆者は、この画面がアップデートされて、実用的な情報(バッテリー容量、充電サイクル、温度など)が表示されるようになることを望んでいる。
これが実現すれば、ユーザーはそれらの有益な情報に基づいて、バッテリーの状態を判断できるようになるだろう。
推定される残り時間などの情報を表示する、より高度なバッテリーメーターも追加してほしい。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。