日立製作所は、クラウド導入後の煩雑な運用業務をワンストップで支援する「マルチクラウド運用管理サービス」を発売しした。
「マルチクラウド運用管理サービス」の特徴
同サービスは、複数のパブリッククラウドを組み合わせて利用するマルチクラウド環境に対応し、障害対応やオペレーション代行、稼働レポート提供(コスト最適化の提言、セキュリティ脅威に対する施策などガバナンスに関する情報を含む)など、ITインフラ基盤の運用業務を同社がワンストップで支援する。なおサービスデスク、メンテナンス作業や障害対応などの運用業務は24時間体制でサポートする。
Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloudに対応しており、標準運用サービスとカスタム運用サービスの2つのメニューがある。また、稼働レポートは単純なリソースの使用状況やインシデント対応状況の報告だけではなく、パフォーマンス、コスト最適化、信頼性、セキュリティ順守状況などの視点から運用状況の総合的な評価を報告する。
標準運用サービスは、サービスデスク、オペレーション業務(一時作業/障害対応)、稼働レポート報告、月次定例会開催など、日立が長年培ったクラウド運用の実績に基づく標準的な運用支援メニューをレディメイド型のサービスとして迅速に提供する。
カスタム運用サービスは、顧客特有のオペレーション業務への対応や監視機能の導入、運用自動化支援、ITガバナンス強化など要望に応じてカスタマイズし提供する。
利用価格は、標準導入サービス(サービスデスク導入、障害検知環境の準備)が120万円。標準運用サービスが月額95万円、カスタム運用サービスが個別見積りとなっている。