編集部からのお知らせ
新着の記事まとめ「Emotet」動向
調査

UXの今、「ユーザー」も「体験」も十分に反映されず?

Joe McKendrick (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2022-05-13 07:45

 ユーザー体験(UX)は重要であり、その2つの構成要素である従業員体験と顧客体験は、十分に注意を払う必要がある競争上の差別化要因だと誰もが考えている。ところが、ほとんどのソフトウェアやオンライン製品のリリースでは、UXは二の次になってしまっている可能性があるという。

User experience: not quite about the user and not really an experience
提供:Joe McKendrick

 これは、UserZoomが40カ国のUX専門家693人を対象として最近実施した調査で明らかになったことだ。UXの問題は、ユーザーに関する知見が製品やUXに関する意思決定から抜け落ちていることだ。これは大きな見落としだと言わざるを得ないだろう。この調査では、半数近くの企業が、製品開発のライフサイクルにユーザー調査を適切に組み込めていないことが明らかになった。

 調査では、以下のようなことが分かった。

 製品やユーザー体験に関する意思決定から、ユーザーの意見が抜け落ちている。調査では、企業の43%が、「デザインやUXに関する意思決定をフィードバックに基づいて行うためのプロセスが用意されていない」ことを認めていた。UXが顧客満足度やブランド認知度にプラスの影響を与えているかを尋ねる設問では、製品開発に一貫性のある形でユーザー調査を取り込んでいるUXチームとそうでないチームを比較すると、イエスと答えた回答者の割合は、顧客満足度では80%対50%、ブランド認知度では76%対45%と、それぞれ30ポイント以上の差があった。

 多くの企業は優れたUXデザインの影響を理解しているが、その力を売上高に結びつけられていない。回答者の3分の2以上が、UXは顧客満足度に対してプラスの影響を与えると答えており、過半数(62%)がブランド認知度の改善につながると述べていた。ところが、経営幹部の中にUXの責任者を置いている企業は、わずか13%にすぎなかった。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]