「TeamViewer Frontline」、「SAP EWM」と統合--倉庫・物流業務の効率や生産性を向上

NO BUDGET

2022-05-16 07:50

 TeamViewerは、同社の拡張現実(AR)プラットフォームの「TeamViewer Frontline」が、「SAP Extended Warehouse Management(SAP EWM)」に組みこまれることを発表した。

 ユーザーは、SAPのインダストリークラウドポートフォリオの中で、「TeamViewer Frontline Augmented Reality」を活用できる。そのため現場作業を支援するARのビジョンピッキングを使用することができ、SAP EWMによって倉庫・物流業務の効率や生産性の向上を図ることができる。

利用イメージ
利用イメージ

 作業員は倉庫・物流現場で業務遂行に必要なデータや情報をリアルタイムで直接つなぐことが可能となる。ARベースのワークフローにより、スマートグラスやウェアラブルデバイス上で現場の作業員に段階的に指示を出すことができるようになり、ハンズフリーでの作業を可能にする。

 こうした利用法により、ピッキング率を平均10〜15%向上させ、エラー率がゼロに近づく。さらに、新しいデータインサイトがリアルタイムでSAP EWMアプリケーションに連携されるため、作業工程の継続的な検証と最適化が可能となり、大幅なコスト削減が実現するという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Google Chrome Enterprise が実現するゼロトラスト セキュリティの最新実情

  2. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. セキュリティ

    あなたの会社は大丈夫?--サイバー攻撃対策として必要な情報セキュリティの早分かりガイドブック

  5. セキュリティ

    いまさら聞けないPPAPの問題点、「脱PPAP」を実現する3つの手法と注目の"第4のアプローチ"とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]