半導体企業Broadcomは米国時間5月26日、エンタープライズソフトウェアを開発するVMwareを610億ドル(約7兆7500億円)で買収することで合意したと発表した。ハイテク業界における過去最大規模の買収の1つになる。
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「この取引は、当社が主要インフラ技術企業として顧客に提供できるものを見直す中で、当社の先進的な半導体およびインフラソフトウェア事業に、エンタープライズソフトウェアの象徴的なパイオニア兼イノベーターを統合するものだ」と、Broadcomのプレジデント兼最高経営責任者(CEO)であるHock Tran氏は発表の中で述べた。
この買収は、両社の取締役会で全会一致で承認されたが、完了には規制当局の承認が必要だ。買収手続きは、Broadcomの2023会計年度(2022年11月~)に完了する見込みだ。
VMwareは、以前にも大規模買収の一部として取引されたことがある。Dellが2016年にEMCを670億ドルで買収したときだ。VMWareは2021年に、Dellからスピンオフした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。