Sansanは6月9日、同社クラウド請求書受領サービス「Bill One」とスミセイ情報システムの経費精算システム「皆伝!ワークフロー」が連携することを発表した。双方のユーザーの生産性を高め、月次決算の加速を後押しする。
今回の連携によって、Bill Oneで受領・データ化した請求書情報を、皆伝!ワークフローに自動入力できるようになる。支払業務において手入力の必要があった「取引先」「支払金額」「支払期日」といった情報が自動入力されるため、担当者の工数が削減されるだけでなく、ミスも軽減し、内容の確認や差し戻しといった非効率なやり取りも不要になるという。
この連携により、請求書の受け取りから支払業務までの業務工数を大幅に削減でき、経理業務の生産性向上を実現できるとSansanは述べる。
Bill Oneは、あらゆる請求書をオンラインで受領・データ化し、月次決算の加速を後押しできるクラウド請求書受領サービス。2020年5月のローンチ以降、機能アップデートや各種会計サービスとの連携を積極的に進めている。
皆伝!は、決算業務や勤怠管理など、経理・人事領域の業務改善をサポートするワークフローシステム。特に紙が主流の経理業務においてはデジタル化需要が年々高まっており、テレワークの推進や業務効率化を実現するワークフローシステムとして、大手企業を中心とした幅広い企業で利用されているという。
今回の連携機能を利用するには、Bill Oneおよび皆伝!の契約が必要になる。