SBIビジネス・ソリューションズは、自社のクラウド型経費精算システム「経費BankII」と三井住友カードが発行する中小企業向け法人カード「三井住友ビジネスカード」との連携を開始した。
両社は2017年4月に法人経費決済の分野で提携し、「経費Bank三井住友カード連動サービス」を提供している。今回中小企業におけるクレジットカード決済を通じた経費精算業務のさらなる効率化を支援するため連携を開始した。
「経費BankII」は月額1,500円(税抜)で利用できるクラウド型経費精算システムで、Webブラウザで利用できる。スマートフォンやタブレット端末で、いつでもどこからでも申請や承認ができる上、取引先への支払依頼と支払予定表による支払管理、経費集計による経費分析、銀行振込データ及び会計仕訳データの作成機能などを有する。さらにAI-OCRオプションと組み合わせて使用することで請求書・領収書のデータを手入力することなく、起票・申請できる。

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ユーザーは、「三井住友ビジネスカード」を利用することでキャッシュレス化が促進されるとともに、経費精算や仕入れ時に発生する立替費用、銀行振込時に発生する手数料の削減が可能になる。
また「三井住友ビジネスカード」の明細データは、クレジットカード利用の最短2営業日後に「経費BankII」へ自動で取り込まれるため、経費精算にかかる手間が大幅に軽減されるだけでなく、入力ミスやデータ改ざんリスクが削減され、ガバナンス強化にも効果的だ。
「経費BankII」は改正電子帳簿保存法に標準対応しているため、同システムを利用することで、あらゆる国税関係書類を電子保存できるようになり、経理業務のペーパーレス化も実現する。