個人向け「Microsoft Defender」、提供開始--Mac、iOS、Androidにも対応

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2022-06-20 10:11

 Microsoftは米国時間6月16日、成長を続ける「Microsoft Defender」ファミリーの新たな製品の一般提供を開始した。この「Microsoft Defender for individuals」は、「Windows」PCだけでなく、さまざまな種類のデバイス群を保護することを目的としている。

Microsoft Defender
提供:Microsoft

 Microsoftは数カ月間、Defender for individuals(開発コード名:「Gibraltar」)をテストしてきた。その狙いは、PC、「Mac」「iOS」および「Android」モバイルデバイスのオンラインセキュリティステータスを一元的に管理および監視できるダッシュボードを消費者に提供することだ。

 デバイスがNortonやMcAfeeといったサードパーティーのウイルス対策製品で保護されている場合は、Defender for individualsのダッシュボードでそのステータスを確認できる。デバイスをより効果的に保護できるよう支援するため、迅速なセキュリティアラートや解決策の提案、セキュリティのヒントも提供するという。

 Microsoftは、「Microsoft 365 Personal」と「Microsoft 365 Family」の契約者を対象に、Defender for individualsを追加料金なしで提供する。既存の契約者は、Defender for Individualsアプリをダウンロードして、個人のMicrosoftアカウントでサインインできる。

 Microsoftは今後、個人情報の窃取防止やオンライン接続の安全確保などの機能も追加していくという。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]