北海道伊達市、市役所業務でゼロトラスト型リモートワークの運用を開始

ZDNet Japan Staff

2022-07-12 13:27

 北海道伊達市は、7月1日に市役所業務でゼロトラスト型のリモートワーク環境の運用を開始した。この環境を構築したNTTコミュニケーションズと同市が12日に共同発表した。

 NTTコミュニケーションズが北海道伊達市に提供した環境は、リモートアクセスサービス「Flexible Remote Access」やインターコネクト(相互接続)サービス「Flexible InterConnect」などで構成される。これらは、同市側ではなくNTTコミュニケーションズのサービス基盤で提供されている。

 ゼロトラストとは、ITのシステムやサービスにアクセスするユーザーとデバイス、場所などの情報を基に認可・認証を行い、アクセス中も常に監視して安全性を確保するセキュリティ対策の考え方。従来は、ITのシステムやサービスとインターネットの境界部を基準としてアクセスするユーザーを認証し、アクセス中は原則としてそのユーザーを信頼する考え方だったが、近年は正規ユーザーになりすますサイバー攻撃の侵入リスクが高まり、ゼロトラストが注目されてきている。

環境イメージ(提供:NTTコミュニケーションズ)
環境イメージ(提供:NTTコミュニケーションズ)

 NTTコミュニケーションズは、新型コロナウイルス感染症の拡大が深刻化した2020年2月以降、約8割のリモートワークを継続しているといい、ここではゼロトラストのリモートアクセス環境を活用。北海道伊達市は、NTTコミュニケーションズの仕組みを利用することで、不正侵入や情報流出リスクを低減させつつ、庁舎内や自宅、出張先などの勤務場所を選ばず通常業務が行え、限られた職員数でも滞ることなく業務を進めたり、職員が育児や介護などの制約でも業務を継続したりできるようになり、人材の流出防止につながると説明している。

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