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AWS、DWHサービスのサーバーレス版「Redshift Serverless」を提供開始

藤本和彦 (編集部)

2022-07-14 11:06

 アマゾン ウェブ サービスジャパンは7月13日、データウェアハウス(DWH)サービスのサーバーレス版「Amazon Redshift Serverless」の一般提供を開始したと発表した。DWHのインフラ管理が不要で、既存のRedshiftユーザーはアプリケーションに変更を加えることなく移行することができる。

 同社によると、現在、数万社の顧客がDWHサービス「Amazon Redshift」で毎日2EB(エクサバイト)以上のデータをまとめて処理している。NaspaqやPfizer、Electronic Arts(EA)、Zynga、NTTドコモなど、業種業界を問わず、さまざまな企業がサービスを導入している。

 Redshiftは「大量のデータに対して高速な分析クエリーを実行するための費用対効果の高い方法が必要である」という顧客の課題に応えるサービスとして、2012年に提供が開始された。そこからさまざまな機能拡張を繰り返し、コンピュートとストレージを個別に拡大・縮小する機能や、クラスター間で安全かつ簡単にデータ共有を可能にする機能、サードパーティーのデータをETL(抽出、加工、ロード)なしで容易に統合する機能なども追加された。また、機械学習技術を用いたパフォーマンスチューニングの自動化なども取り入れてきた。

Amazon Redshiftのこれまで
Amazon Redshiftのこれまで

 Redshift Serverlessは、Redshiftのサーバーレス版で「DWH管理からの解放」をうたう。ノード管理などが不要で、データベースがアクティブな時に消費するコンピューティング容量に対してのみ料金を支払う。コンピューティング容量は、ワークロードに基づいて自動的に拡大・縮小し、非アクティブな期間中にはシャットダウンして、時間とコストを節約する。データはマネージドストレージに保存され、GB単位の月額料金を支払う。

 データを読み込んでクエリーを実行するだけで「わずか数秒」で利用でき、料金は使用した分だけ支払う仕組みだ。利用頻度が少ない分析処理や夜間のみ実行されるワークロードなど、DWHを常時利用しないユースケースの場合に有用だとする。

Amazon Redshift Serverlessの特徴(1)
Amazon Redshift Serverlessの特徴(1)
Amazon Redshift Serverlessの特徴(2)
Amazon Redshift Serverlessの特徴(2)

 従来のRedshiftの全ての機能がサーバーレスでも利用可能で、リザーブドインスタンスも導入される予定となっている。

 Redshift Serverlessは、米国東部(オハイオ州、ノースバージニア州)、米国西部(オレゴン州)、アジア太平洋(シンガポール、シドニー、ソウル、東京)、欧州(フランクフルト、アイルランド、ロンドン、ストックホルム)で一般提供されており、その他のリージョンでも近日提供を予定している。

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