NTT東日本、Azureベースの「地域エッジクラウド」を提供開始

ZDNET Japan Staff

2022-07-25 17:03

 NTT東日本は7月25日、地域単位での情報処理ニーズに対応するIaaSサービス「地域エッジクラウド」を全国で提供を開始すると発表した。顧客の情報システム環境と閉域網で接続し、業種などを問わず地域活性化などのために利用できるとしている。

サービス概要
サービス概要

 新サービスは、NTT東日本が運営するデータセンターに「Microsoft Azure Stack Hub」によるプライベートクラウド基盤を構築し、顧客向けに提供される。基盤運用や事業継続計画(BCP)に基づく対策などは同社が行う。顧客はIT資産を保有することなく、自組織のIT環境をIP/VPNや「学術情報ネットワーク」(SINET)経由で、同サービスのIaaS環境を利用できるようになる。

 提供機能は、仮想サーバーやブロックストレージ、オブジェクトストレージ、各種閉域網との接続ポイント、バックアップ、ポータルなど。また、ダウンロード課金も発生しないという。

 NTT東日本は、今後同社のアプリケーションと、NTTグループや他社アプリケーションを地域エッジクラウドに組み込み、提供機能を拡充していくとしている。

提供機能
提供機能

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. セキュリティ

    2025年はクラウドを標的にする攻撃が増加!?調査レポートに見る、今後警戒すべき攻撃トレンド

  4. セキュリティ

    生成AI活用の潜在的なセキュリティリスクに準備しておくべき「6つの戦略」とは?

  5. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]