NEC、行政向けクラウド統制サービスを発表--ベースはAWS標準

ZDNET Japan Staff

2022-07-27 14:03

 NECは7月27日、「官庁・自治体向けクラウド統制運用プラットフォームサービス」を発表した。米Amazon Web Services(AWS)のセキュリティベストプラクティステンプレート「BLEA」をベースにしており、2022年度中に提供を開始するという。

 新サービスは、顧客組織の要件に基づいて構築済みのクラウド基盤をNECが提供、運用する。BLEAを活用してクラウドサービスの標準に従うことで基本的なセキュリティ水準を担保しつつ、顧客の希望に合わせた柔軟なクラウドサービス環境を提供できるとしている。

 行政分野では、政府がシステム調達方針で「クラウド・バイ・デフォルト原則」を掲げたことから、官庁や自治体の情報システム基盤はクラウドの採用が優先されるようになった。このためNECは、1月に行政デジタル化支援製品群「官公庁向けDXソリューション」を市場投入しており、今回のサービスはこれに含まれている。

 今回のサービスの提供価格は最小構成で月額80万円を予定。これとは別に、AWS利用料などがかかる。

サービス概要
サービス概要

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]