大興電子通信とSCSKは、大興電子通信の購買・調達業務の管理システム「PROCURESUITE」と、SCSKの統合基幹業務システム(ERP)「ProActive」の販売活動における協業に合意し、連携サービスの提供を開始した。
PROCURESUITEは、都度見積購買やカタログ購買などのさまざまな購買業務プロセスに対応している。一方、ProActiveの債務管理システムでは、取引において多様化する各種債務を一元的に管理する。今回の連携では、顧客の購買・調達から支払決済までの一連の業務におけるデジタル化や効率化に貢献する狙いだ。
連携サービスでは、購買実績をPROCURESUITEから検収データとしてCSV形式で出力し、ProActiveの債務管理システムに自動で取り込む。データの自動取り込みにより、請求依頼情報の煩雑なデータ登録業務の負荷を軽減し、見積依頼から支払業務まで一貫した処理を実現できる。
連携イメージ
また、ProActiveとの取引先マスタの連携により、両システムでのマスタの二重登録が不要になり、業務効率の向上につながる。
さらに、ProActiveの債務管理システムを利用中のユーザーは、標準機能のままでPROCURESUITEと連携することができ、シームレスにシステムの対応領域を拡張することが可能だという。