日本オラクルは8月1日、同社クラウドサービス「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)の、厚生労働省、経済産業省、総務省の医療機関向けクラウドサービスの利用や活用に関するガイドライン(通称「3省2ガイドライン」)への対応について取りまとめたセキュリティリファレンスを公開した。
公表したリファレンスは、三菱総合研究所の支援を得て、OCIで医療情報システムを構築した際の3省4ガイドラインにおける医療機関向け情報セキュリティガイドラインへの準拠状況を確認・整理したもの。
OCIで医療情報システムの構築を検討している組織では、今回のリファレンスを利用して、3省2ガイドラインへの適合性確認を容易に行えるとしている。
同社取締役 執行役 社長の三澤智光氏は、「今回公開したセキュリティリファレンスを、医療機関を含め多くの国内事業者が活用することで、これまで以上にクラウド環境の利用が促進され、業務プロセスがより効率化されることを期待している」と述べている。