ジンズ(JINS)は、自社の電子商取引(EC)サイトでオンライン接客を可能にするサービス「STAFF START」を導入した。同製品を提供するバニッシュ・スタンダードが8月23日に発表した。
眼鏡やサングラスなどのアイウェア商品を販売するJINSのECサイト「JINSオンラインショップ」では、購買体験におけるリアルとデジタルのシームレス化(OMO)を推進している。しかし、視力矯正を行う眼鏡などのアイウェアは、機能性とファッション性の両方を備えている商品であり、接客には高い専門性が必要になるという。
そこでオンラインショップでも店舗スタッフの専門的な知識と経験を生かし、店舗スタッフ個人を起点に顧客との新しいコミュニケーションを実現するため、STAFF STARTを導入。同製品に搭載されている「コーディネート投稿機能」や「スタッフレビュー機能」などを順次導入することで、店舗スタッフがデジタル上でも活躍し、より多くの顧客へブランドの魅力を伝えることを目指す。
STAFF START導入による効果
JINSオンラインショップで既に開始しているコーディネート投稿機能は、店舗スタッフが撮影したコーディネート画像に商品情報をひも付けてECサイトやSNSに投稿する機能で、その投稿を通して商品紹介やコーディネート提案などの接客対応を行える。また、投稿を通して達成されたECでの売り上げは可視化され、スタッフ個人や所属する店舗の実績として評価に利用できるという。