グーグル、サイバーセキュリティ大手Mandiantの買収を完了

Bree Fowler (CNET News) 翻訳校正: 編集部

2022-09-13 07:23

 Googleは米国時間9月12日、サイバーセキュリティ大手Mandiantの買収を完了した。買収金額は約54億ドル(7700億円)。

Googleのロゴ
提供:Getty

 Mandiantを加えることでGoogleのセキュリティ能力は大幅に向上すると、Googleは発表の中で述べた。また、脅威インテリジェンスへのアクセスを強化するとともに、クラウドとオンプレミスの両方を網羅するエンドツーエンドセキュリティ製品を顧客に提供できるようになるという。

  1株あたり23ドルの現金取引で行われたこの買収は3月に発表されていた。買収条件に基づき、MandiantはGoogle Cloudに加わるが、独自ブランドを継続する。

 バージニア州レストンを拠点とするMandiantは、その脅威インテリジェンスで知られており、世界最大手の企業から、大規模なデータ侵害を受けた後のデジタル防衛策の調査と強化を求められることも多い。2013年にFireEyeに買収されたが、2021年に「FireEye」事業が売却されたことを受け、Mandiantとして再出発した。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]