大和総研、大和証券にゼロトラストセキュリティを導入

NO BUDGET

2022-09-27 14:52

 大和総研は、大和証券に対してゼットスケーラ―のゼロトラストセキュリティソリューション「Zscaler Internet Access」(ZIA)を導入したと発表した。

ゼロトラストセキュリティとは
ゼロトラストセキュリティとは
大和証券での導入形態
大和証券での導入形態

 大和総研は、2022年3月に大和証券の従業員がオフィスや店舗、自宅などの場所で利用する業務デバイスの「2in1」端末(約1万2000台)とスマートフォン(約7000台)を対象に、ZIAの導入を完了させた。

 

 これにより社内外からの安全かつ最適なインターネットアクセスが可能になり、1日あたり9000万トランザクション、4TBの通信制御を実現した。また、外部からの脅威検知への対応力と対応精度も向上したという。

 今後は社内向け通信のセキュリティレベルの高度化に向けて、「Zscaler Private Access」(ZPATM)を導入し、2023年3月をめどにオンプレミスやパブリッククラウドにあるサーバーやアプリケーションへの通信のセキュリティ強化を図る予定だ。

 最終的には専用線に依存しない全てインターネットでのゼロトラストセキュリティ戦略を進め、コストと運用の複雑さを軽減、ビジネス機敏性の向上に寄与していく。

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