日本オラクルは10月4日、組織による従業員体験（EX）向上の取り組みを支援するため、「Oracle Fusion Cloud Human Capital Management」（Oracle Cloud HCM）の最新アップデートを発表した。
最新アップデートでは、チームメンバーのスキルを管理できるポータル「チーム・スキル・センター」、パフォーマンス評価機能「オールインワン評価」、従業員の意見を集めるソリューション「オラクル・タッチポイント」などが新たに追加された。
「チーム・スキル・センター」は、会社のビジネス目標を達成するために必要なコアスキルと、各メンバーの役割に基づく固有スキルに関する知見を個人とチーム全体に提供する。同機能は、従業員スキルを把握、管理、育成するためのソリューション「Oracle Dynamic Skills」の新機能で、チーム全体のスキル開発を一元的に確認、割り当て、管理できる場所をマネージャーに提供する。
「オールインワン評価」は全てのチームメンバーと、コンピテンシーやパフォーマンス評点などの関連するパフォーマンス指標を単一のビューで表示する。同機能は「Oracle Performance Management」の新機能で、マネージャーはメンバーのパフォーマンスをターゲットレベルと照らし合わせて評価することができる。
「オラクル・タッチポイント」はマネージャーと従業員が迅速かつ自然な方法で定期的にコミュニケーションを取れるチャネルを提供する。これにより、マネージャーとチームの間に責任感と信頼感を生み出し、インクルーシブで協調的な職場環境を実現するとしている。
