マイクロソフト、「Notion」対抗の「Loop」アプリをプライベートプレビューに

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2022-10-17 14:25

 Microsoftは、1年前のカンファレンス「Ignite 2021」で「Loop」アプリを開発する計画を発表している。Loopは、コラボレーションアプリ「Notion」と真っ向から競合するものだ。同社は米国時間10月12日、Loopアプリがプライベートプレビューの段階に入っていることを明らかにした。

Loopのロゴ
提供:Microsoft

 MicrosoftはLoopについて、「チームが一緒になって考え、計画し、ものを作り、プロジェクトに共同で取り組む」ためのアプリケーションだと説明している。Loopは、「ワークスペース」「ページ」「コンポーネント」の3つの要素から構成されており、これらは「Microsoft 365」のさまざまなアプリケーション間で同期が保たれる。

 Loopはスタンドアローンのアプリ(キャンバス)としても利用でき、「Outlook」「Teams」「OneNote」「Whiteboard」などのMicrosoftのアプリに組み込まれた埋め込み型コンポーネントの形でも利用できる。

 先週開催された「Ignite 2022」では、既存のLoopコンポーネントのアップデート内容や、新しいタイプのLoopコンポーネントが発表された。ユーザーは、ウェブ版のWord文書に、投票フォーム、チェックリスト、タスクリストのコンポーネントを挿入できるようになる。これらのコンポーネントは、Loopコンポーネントの挿入メニューや、「Microsoft Editor」の「Context IQ」で「@」を入力することで挿入できる。この機能は、2022年末までにプライベートプレビューが始まる予定だ。

 また、既存のLoopコンポーネントをコピーして、TeamsのWhiteboardにペーストすることも可能になる(年末までに一般公開の予定)。

 新しいタイプのコンポーネントである投票コンポーネント(「Microsoft Forms」をベースにしたもの)は、ウェブ版のOutlookやWord上で調査フォームやクイズなどを作成し、それらをすべて同期された状態に保つものだ(年末までにプライベートプレビューを提供予定)。さらに、新しく導入される「Q&A」コンポーネントを使えば、ユーザーがウェブ版のOutlookでリアルタイムに質問に対する回答を募集することができる(年末までに一般公開の予定)。

 このほか、Loopコンポーネントのセキュリティレベルを設定できる機能や、Loopコンポーネント用のDLP(Data Loss Prevention)機能も導入される。これらの新しいセキュリティコンポーネント機能は、「Teams Chat」などのLoopコンポーネントで2022年末までに利用可能になるという。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    【マンガ解説】まだ間に合う、失敗しない「電子帳簿保存法」「インボイス制度」への対応方法

  2. ビジネスアプリケーション

    きちんと理解できていますか?いまさら聞けないインボイス制度の教科書

  3. 運用管理

    AWS、GCP、Azureを中心としたクラウドネイティブ環境における5つのセキュリティ強化策

  4. セキュリティ

    マンガでわかる―Webサイトからの情報搾取を狙うサイバー攻撃「SQLインジェクション」、どう防ぐ?

  5. セキュリティ

    緊急事態発生時にセキュリティを維持するための8つの戦略と危機管理計画チェックリスト

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]