さくら情報システムは、IT事業者向けの「プロジェクト採算管理ERPソリューション」の提供を開始した。今後、5年間で10社以上への導入を目指すという。
このソリューションでは、販売・購買業務から採算管理までの統一された基幹システムを構築し、業務の効率化や適切なプロジェクト別採算管理の実現を支援する。
導入企業は、パッケージのバージョンアップを無償で受けられるため、迅速な法的要件対応や継続的な業務改善・効率化が見込める。また、プロジェクト管理者はいつでも必要なときに採算情報を把握できるようになり、スピーディーで的確な経営判断に貢献できる。
製品概要
同ソリューションは、キーウェアソリューションズ(キーウェア)が提供するIT事業者向け製品「プロジェクト採算管理・役務購買統合テンプレート for Biz∫(R)」を活用している。
同テンプレートは、NTTデータ・ビズインテグラルが提供するERPパッケージ「Biz∫」をベースに、IT事業者やプロジェクト受託型ビジネスを展開している事業者の個別要件に対応するために開発された。さまざまな切り口でのプロジェクト採算管理や損益管理、要員管理、外注先との電磁データ交換(EDI)取引などの機能を備えており、派遣法・下請法などの各種法令にも対応している。