NTTドコモとNTT Com、「金沢マラソン2022」のリモート応援環境を提供

NO BUDGET

2022-10-25 11:44

 NTTドコモ北陸支社(ドコモ)とNTT Comは、10月30日に開催される「金沢マラソン2022」(金沢マラソン)を舞台に、両社の音声認識技術および画像認識技術を活用したリモート応援環境を提供する。

リモート応援環境のイメージ
リモート応援環境のイメージ

 同環境では事前に音声をテキストに変換した応援メッセージをゼッケン番号を映像解析することで、該当ランナーが通過するタイミングで表示できる。音声認識技術と画像認識技術を同時に活用するリモート応援は、全国初の事例になるという。

 今回の取り組みでは、「ドコモ画像認識プラットフォーム」を活用したゼッケン認識の実証を行う。大型モニター手前に設置したカメラで、走行中のランナーを撮影し、ドコモ画像認識プラットフォームの人工知能(AI)技術により静止画解析することでゼッケン番号の抽出を実施する。

 応援メッセージ収集にはドコモの「みえる電話」のAI技術を活用したサービス「みえる応援電話」を用いる。「みえる電話」の通話相手の音声をリアルタイムで文字に変換する機能を活用し、話した応援メッセージの声を音声認識機能でテキスト変換する。録音の冒頭にゼッケン番号を宣言することで、ランナーごとのメッセージとして収集できる。

 収集した応援メッセージは、コース終盤36km付近に設置された大型モニターに表示される。ランナー通過中に、常時集めたメッセージを表示するとともに、画像認識プラットフォームで解析されたゼッケン番号向けのメッセージが記録されている場合は、通過時に大型モニターに該当ランナー向けのメッセージを表示することを目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  5. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]