LIXILは、グローバル人事戦略の推進を支えるシステム基盤として、SAPの人事管理SaaS「SAP SuccessFactors」のタレントマネジメント機能を採用した。SAPジャパンが11月11日に発表した。
LIXILは、世界150カ国以上で約5万5000人の従業員を擁するグローバル企業。従業員をさらなる成長の原動力とし、人材育成を重要課題の一つとして位置付けている。同社は、組織横断で持続的成長に不可欠な人材育成を推進しており、各従業員が能力を最大限に発揮できる環境の構築を目指している。
その取り組みの一環として、グローバルで人材を可視化し、従業員の多様なニーズに応える包括的な人材育成プログラムを展開。人材管理を支えるシステムとしてSuccessFactorsの導入を決定した。新たにタレントマネジメント機能を組み込むことで、計画的な人材育成の実現に加え、グループ経営力強化、グローバル対応、多様な人材活用を計画する。
SuccessFactorsは、タレントマネジメント機能をはじめ、人材データを用いた高度な分析を可能とするSaaS型の総合人事・人材管理ソリューション。タレントマネジメント機能を導入することで、人事データを活用して年齢、性別、採用地などを問わない適材適所の人材配置や多様な人材が活躍する仕組みと組織づくりを進め、事業経営を担う人材の活用、育成を支援する。