マクニカ、サッポロ不動産開発に「Cato SASE クラウド」導入を支援--セキュリティ対策を向上

NO BUDGET

2023-02-08 11:35

 マクニカは、サッポロ不動産開発に、SASE(Secure Access Service Edge)プラットフォームベンダーであるCato Networksの「Cato SASEクラウド」を提供したと発表した。

 同サービスの導入後、ある委託先企業の端末で、SASEのセキュリティ機能であるIPSが不正な通信を検知し、調査してみるとマルウェアへの感染が判明したという。また今回の導入が委託先企業とサイバーセキュリティリスクに対して相互理解を深めるきっかけにもなっているという。

「Cato SASEクラウド」概要
「Cato SASEクラウド」概要

 Cato SASEクラウドは全ての拠点、データセンター、モバイル、テレワーク、クラウドサービスを安全かつ最適に接続するグローバルな統合クラウドネイティブサービス。

 サッポロ不動産開発は、自社が展開する各商業施設の運営を約20社の委託先企業へアウトソーシングしている。委託先企業の規模も多様でセキュリティの運用は各社に委ねており、各施設におけるセキュリティ対策は十分といえる状態ではなかったという。そこで対象端末数が小規模でも適正な価格で導入できるCato SASE クラウドを採用した。

 同サービスについて同社は、最低ライセンス数が10台であるため、過剰な費用負担もなく導入することができると評価した。他社のSASE製品は最低ライセンス数が100台を超えるものが一般的であるため、対象端末が40台ほどの同社にとっては過多な条件となっていたという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2025年はクラウドを標的にする攻撃が増加!?調査レポートに見る、今後警戒すべき攻撃トレンド

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. セキュリティ

    Microsoft Copilot for Security--DXをまい進する三井物産が選んだ理由

  5. 経営

    プロが教える“使える業務マニュアル”--作成・運用を実現する3つのポイント

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]