NECネッツエスアイは、「マルチロボット管理プラットフォーム」の提供を開始した。同プラットフォームは、配送や清掃、案内などを行う各種のサービスロボットを統合管理し、エレベーターや自動ドア、セキュリティゲートなど建物設備との連携を実現するという。同社は、このサービスを含むロボティクス事業関連で、2024年度に売上高20億円を目指すとしている。
マルチロボット管理プラットフォームの概要
このプラットフォームの活用により、サービスロボットがエレベーターや自動ドア、セキュリティゲートなどの建物設備と連携できるようになり、別フロアへの移動やセキュリティエリアへの移動が可能となる。これにより、ビル全館にまたがる配送や清掃、警備サービスの提供などができるとしている。
マルチロボット管理プラットフォームの管理画面
同社は今後、同プラットフォームの提供を通して、ロボットフレンドリーな環境を整備することで、さまざまな施設における生産性の向上や人手不足の解消、安全・安心なサービスの提供に貢献していく。加えて、同社が提供する多様なクラウドサービスとロボットの連携を加速し、新たな価値の創出に努めていくという。