BeeX、ロッテのデータ連携基盤の構築を支援--データドリブン経営の実現に向けて

NO BUDGET

2023-03-16 07:00

 BeeXは3月15日、ロッテのデータ連携基盤構築プロジェクトの支援を行ったと発表した。BeeXは、同プロジェクトにおいて2022年5月に参画し、基本設計や開発、内部統合テストの内製開発の支援を実施。同年7月にはデータ連携基盤の構築を実現した。その後、同年9月より販売計画システムとの本稼働を開始している。

 このデータ連携基盤は、Amazon Web Services(AWS)上にあり、ロッテが基幹システムとして活用する「SAP S/4HANA」のデータを「Amazon S3」で構築したデータレイクに蓄積し、販売計画システムへデータ投入する役割を担っている。データ変換処理はデータ統合サービス「AWS Glue」とサーバーレスコンピューティングサービス「AWS Lambda」を用い、販売計画システムへのデータ投入処理は「Amazon ECS」上で稼働するコンテナから実行して実装するとともに、一連の処理を「AWS Step Functions」で各処理の制御を行う。

 ロッテは2018年に事業の全体最適に向け、「菓子・アイス製造のロッテ」「菓子販売のロッテ商事」「アイス販売のロッテアイス」3社の統合を行い、基幹システムをSAP S/4HANAに刷新している。また、その他の業務システムや仮想デスクトップ環境を順次AWSのクラウド環境へ移行するなど、DX実現に注力してきた。

 しかし今まで蓄積してきたデータをビジネスに活用し、データドリブン経営を実現するためには、各事業部門がそれぞれ導入していた分析ツールを刷新するとともに、新たに販売計画システムの導入を行う必要があるなどの課題を抱えていた。

 同社は今後、今回の構築プロジェクトで得たノウハウを生かしながら、当初の目的である全社共通のデータ分析基盤の構築を進めていく計画だ。これによりSalesforceとのデータ連携や、POSデータを活用した需要予測の分析基盤の構築について検討を進める。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]