「Google Glass Enterprise Edition 2」の販売が終了

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部

2023-03-17 07:33

 Googleは米国時間3月15日、拡張現実(AR)グラス「Google Glass Enterprise Edition 2」の販売を同日終了することを、サポートページで発表した。Googleがヘッドマウント型の光学ディスプレイの販売を終了するのは、この10年間で2度目だ。

Google Glass Enterprise Edition
Google Glass Enterprise Edition
提供:X Company

 Googleは長年にわたって仮想現実(VR)とARに積極的に取り組んでおり、2013年4月には初代「Google Glass」をリリースして、スマートグラスの販売に初参入した。しかし、1500ドルで販売されたこのヘッドセットは、高額でプライバシーを侵害しているという意見が多く、Googleは2015年1月、その販売を終了した。

 同社は2017年、同じようなデザインでハードウェアを刷新したGoogle Glass Enterprise Editionによって、同市場に再参入した。ターゲットは消費者市場ではなく、特に工場や外科医などのビジネス部門に定めた。2019年にリリースされた最新版は、より高速なQualcommの「XR1」チップを搭載している。XR1は、軽量なAR/VRデバイス向けに設計された低消費電力プロセッサーだ。

 Googleはこのヘッドセットの販売を3月15日に終了するが、サポートは9月15日まで継続する。同ヘッドセットは9月15日以降も動作するが、ソフトウェアアップデートは提供されず、プリインストールされている「Meet on Glass」アプリは動作しなくなる可能性があるという。

 サポートページに販売終了の理由は書かれておらず、Googleの広報担当者に尋ねたが回答はなかった。「当社は長年にわたり多くのGoogle製品にARを組み込んできており、今後も新しい革新的なAR体験を当社の製品ポートフォリオに導入する手段を検討していく」と広報担当者は述べた。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]