「GitHub Sponsors」、企業からのスポンサーシップに対応

河部恭紀 (編集部)

2023-04-05 11:51

 GitHubは米国時間4月4日、「GitHub Sponsors」が企業からの資金提供によるスポンサーシップに正式に対応したことを発表した

 GitHub Sponsorsは、オープンソースソフトウェアの作成に携わっている開発者を資金面で支援するためのツールで、より持続可能なオープンソースエコシステムというビジョンとともに2019年に提供が開始された。現在までに世界の68の地域で3300万ドル以上がオープンソースを支援に向けて支払われたとGitHubは述べる。

 GitHub Sponsorsは、個人による資金援助にこれまで対応していたが、オープンプロジェクトに対する需要の大部分は企業から来ており、企業も自らが依存しているプロジェクトをよりよく支援することに関心を高めているという。そのような背景から、企業からの資金提供によるスポンサーシップに対応したと同社は説明する。

 ベータ版では、Amazon Web Services(AWS)、American Express、Shopify、Mercedes Benzといった3500のパートナー企業が資金提供をしており、2022年には企業からスポンサーシップは全体の40%近くを占めるまでになり、企業からの資金提供による各スポンサーシップは、平均して個人スポンサーシップの15倍近くに相当したという。

 GitHub Sponsorsの手数料はこれまで無料だったが、企業によるスポンサーシップに対しては、支払方法ごとに異なる金額が適用される。クレジットカード払いの場合、クレジットカード手数料3%とGitHubサービス手数料3%の計6%の手数料が必要となる。請求書による支払いの場合、GitHubサービス手数料3%のみが手数料として必要。

 クレジットカードによる既存の定期的なスポンサーシップでは、2023年6月1日からこれらの手数料が適用される。請求書による支払いでのスポンサーシップは、ベータ契約終了までは、手数料が適用されない。個人によるスポンサーシップの手数料は引き続き無料。

 また、GitHubは、大規模なスポンサーシップを提供する企業に向け、バルクスポンサーシップの提供を「GitHub Sponsors Explore」ページで開始した。GitHubが2022年に900を超えるオープンソースの依存関係を一度にスポンサーした際のツールが提供されている。スポンサー可能な依存関係から簡単に開始でき、CSVとしても出力できる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]