マネーフォワードは4月24日、「マネーフォワード クラウドインボイス」において、請求書を中心とした取引関連帳票の「送付機能」の提供を開始した。
マネーフォワード クラウドインボイスは、請求書の受領にこれまで特化していたが、送付機能の追加により、請求情報のCSVや請求書のPDFのデータといった取引関連帳票をアップロードするだけで、取引先ごとに自動で振り分けられ、取引先に応じた方法で送付できるようになった。請求情報のCSVを基に請求書フォーマットをインボイス制度に対応したものに変換することも可能。今後は、「Peppol」をはじめ、業務上必要なあらゆる送付方法に対応するという。
今回のサービス拡充により、受領機能または送付機能のどちらかを選択して利用したり、両方を合わせて利用したりすることが可能になる。これにより、ユーザーの請求業務の課題に合わせて段階的な導入ができるなど、他社の請求関連サービスや既に導入済の基幹システムと組み合わせた利用もできるようになる。
送付機能は現在、一部の機能のみを提供しており、正式リリースは5月末の予定。