ウィズセキュア、NGOへのセキュリティサポートプログラムの提供を開始

NO BUDGET

2023-05-15 09:22

 ウィズセキュアは、同社のサイバーセキュリティエキスパートによるサポートを非政府組織(NGO)に提供すると発表した。

 この取り組みは、NGO団体であるCyberPeace Instituteの「CyberPeace Buildersプログラム」を通じて提供される。CyberPeace Instituteは、大規模なサイバー攻撃の影響に対処するために設立された組織で、脆弱(ぜいじゃく)なコミュニティーを支援する役割などを担っている。

 CyberPeace Buildersプログラムは、サイバーセキュリティのエキスパートとNGOを結びつけることを目的としている。CyberPeace Instituteによれば、NGOがスタッフに対して定期的にサイバーセキュリティのトレーニングを行っているのは、10団体あたり1団体だけだという。また4分の3はネットワークを監視しておらず、5分の4はサイバーセキュリティにおけるプランを持っていない。一方、こうしたNGOは数百万米ドルから数十億米ドルの寄付金を管理しているため、サイバー攻撃者のターゲットとなりやすい。

 ウィズセキュアによるサポートは、インシデント発生前の段階として、脆弱性スキャン、セキュリティ監査、侵入テスト、セキュリティ意識改革、セキュリティトレーニング、インシデントプランニング、セキュリティ演習などがあり、インシデント発生後については攻撃通知、セキュリティ強化、調査サポートなどが含まれる。またノンテクニカルなものとして、データ保護コンサルティング、サイバー保険に関するアドバイス、危機管理コミュニケーショントレーニング、組織内啓蒙資料作成なども提供される。

 ウィズセキュアとCyberPeace Instituteは、2021年以降、情報収集、マルウェアのリバースエンジニアリング、サイバーインシデントのフォレンジック分析、サイバーリスク評価などの分野で協業してきた。CyberPeace Buildersプログラムによって、同社のリサーチャーやコンサルタントなどのセキュリティエキスパートが、サポートを必要とするNGOと直接つながることができるようになる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]