Appleは米国時間6月5日、Worldwide Developers Conference(WWDC)の基調講演で、「Mac」デスクトップおよび「MacBook」シリーズ向けの最新OS「macOS Sonoma」を発表した。macOS Sonomaは、これまで以上にカスタマイズ可能なウィジェットなど、複数の新機能を備える。
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カリフォルニア州北部のワイン生産地にちなんで命名されたmacOS Sonomaは、「macOS Ventura」と比べていくつか大きなアップグレードを提供する。まず、ウィジェットのカスタマイズが強化された。デスクトップ上のどこにでも配置でき、目立たせたい程度に合わせてサイズを変更可能だ。また連携している「iPhone」のウィジェットをデスクトップで利用できるようになった。それらのウィジェットは開かなくてもデスクトップから簡単な操作ができる。
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ビデオ会議機能としては、共有しているコンテンツの上にユーザーを表示して存在感を高めるためのプレゼンターオーバーレイ機能が追加された。また、風船、紙ふぶき、ハートなどのリアクションをシームレスに映像に追加できるようになった。
「Safari」ではプライベートブラウズの保護機能が大幅に強化された。
Appleはそのほか、プレイ中のゲームに対してCPUとGPUの使用を優先し、フレームレートを高める新しいゲームモードも導入した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。