GitHub、「GitHub Enterprise Server 3.9」を一般提供

河部恭紀 (編集部)

2023-07-05 13:47

 GitHubは米国時間6月29日、「GitHub Enterprise Server 3.9」(GHES 3.9)の一般公開を発表した

 GHES 3.9では、「GitHub Projects」でロードマップレイアウトを使用して、課題およびプルリクエストを時系列で可視化できるため、チームで計画を共有・繰り返すことが容易になった。

 新しいワークフローである「Auto-add」と「Auto-archive」は、プロジェクトを常に最新の状態に保つことを可能にする。Auto-addは、選択したリポジトリーを監視して課題を追加し、Auto-archiveは、ユーザーが定義した期間を超えたアイテムを削除する。

 新しいcopy機能は、プロジェクト設定の複製を可能にし、プロジェクトのコピーを選択するだけでビューやカスタムフィールドが全て設定された新しいプロジェクトを作成する。

 「Issue forms」は、さまざまな課題のシナリオに適したコンテンツの提出方法をチームメンバーに指示することを可能にする。

 リポジトリーでのcode scanningの利用が数回のクリックで可能になった。この新しい「デフォルト設定」オプションにより、「Python」「JavaScript」「Ruby」リポジトリーでは、code scanningの開始が.yamlファイルの代わりにリポジトリー設定の「Security」タブから設定可能になる。

 「secret scanning」は、プッシュ時にカスタムパターンをチェックし、機密情報がコードベースに含まれないようにする。これらのパターンはリポジトリーまたは組織レベルで定義できる。

 リポジトリーの依存関係グラフページやAPIにより、「SPDX」のような業界標準に対応した「ソフトウェア部品表」(SBOM)をJSONファイルとしてエクスポートできる。

 GHESでは、構造化ログ標準「OpenTelemetry」を採用することで、ログの解析がより簡単になっている。新しいツールの「ghe-manage」は、アップグレード中の可視性を提供する。「ghe-migrations」はアップグレード中のマイグレーションのステータスと所要時間を表示し、「ghe-backup-progress」は、「backup-utils」を使用してインスタンスのバックアップを生成する際の進捗(しんちょく)を表示する。

 GHESを使用している組織は、Kubernetesを使用してランナーセットを自動的にスケール、オーケストレーションする信頼できるパスとして、GitHubが採用しているオープンソースプロジェクト「Actions Runner Controller」(ARC)を使用できるようになった。

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