東芝テックとTOUCH TO GO(TTG)は、両社が提供する無人決済店舗システム「TTG-SENSE MICRO」を長野県のエネオス蓼科サービスステーション(エネオス蓼科SS)敷地内に提供した。東芝テックが発表した。同店舗は、食品スーパーマーケットの運営などを行うデリシアグループが運営する。

店内の様子
エネオス蓼科SS敷地内の店舗では、軽食、菓子、飲料といった即食商品や冷凍食品、アイスなどの約200アイテムを取り扱う。 TTG-SENSEは、骨組み、器具、決済システムなどセットでの提供が可能な簡易設置版の無人決済店舗システム。商品のスキャンは不要で、完全非対面決済を実現する。専用のスマホアプリは不要で、現金・交通系ICカード・クレジットカード・バーコード決済などの利用が可能。利用可能な決済種別は、店舗によって異なる。
月額の店舗利用料にはコールセンターや遠隔モニタリングサービスが含まれ、店舗の利用方法が分からない来店者へのサポートやトラブル対応など、来店者と店舗運営者の双方に対し、店員が不在でも安心して購買できるようサポートするとしている。