筆者はこれまでに60冊近くの小説を執筆した。小説を出版社に送る前に、他者の負担を少しでも減らせるように、書式を少し調整することがある。例えば、筆者は多くの場合、原稿にページ番号を追加するので、書式担当者の作業が1つ少なくなる。しかし、それは必ずしも簡単なプロセスではなかった。
幸い、「LibreOffice 7.6」で新しい「Page Number Wizard」(ページ番号ウィザード)が「Writer」に追加され、ドキュメントにページ番号を追加するプロセスが大幅に簡素化された。
新しい「Page Number Wizard」は、シンプルな単一のウィンドウによって、ページ番号を追加する際の混乱を排除してくれる。このウィザードからは、以下のことを実行できる。
- ページ番号の位置を設定する。
- ページ番号の配置を変更する。
- 配置を偶数ページで左右反転する。
- 総ページ数を含める。
- ページ番号のスタイルを変更する
「Page Number Wizard」が導入される前は、ページ番号をドキュメントに挿入した後、必要に応じてページ番号のスタイルや位置を設定するために、さまざまなステップを経る必要があった。多くの場合、そのプロセスは分かりにくく、最良の結果が得られないこともあった。
しかし、LibreOffice 7.6を使用すると、極めて簡単にドキュメントや原稿にページ番号を追加することができる。実際に、誰でも問題なくページ番号を追加できるほど簡単だ。
本記事では、その手順を紹介する。
LibreOfficeの「Page Number Wizard」の使い方
必要なもの:これに必要なのは、LibreOffice 7.6がインストールされていることだけだ。サポート対象のプラットフォーム(「Linux」「macOS」「Windows」)であれば、どれでも構わない。最新バージョンのLibreOfficeさえインストールされていれば、大丈夫だ。
自分が今使用しているバージョンを確認するには、LibreOfficeを開いて、「Help(ヘルプ)」>「About LibreOffice(LibreOfficeについて)」の順にクリックし、ポップアップウィンドウでバージョン番号を確認する。7.6よりも前のバージョンを使用している場合は、アップグレードする必要がある。
1. LibreOfficeを開く
まず、LibreOfficeのWriterを開く。ページ番号が必要な文書がすでにある場合は、その文書を開く。過去に作成したドキュメントがない場合は、空のドキュメントで始めよう。いずれの場合でも、ページ番号を追加するプロセスは同じだ。
2. 「Page Number Wizard」を開く
「Page Number Wizard」を開くには、「Insert(挿入)」>「Page Number(ページ番号)」の順にクリックする。

「Page Number(ページ番号)」の項目はメニューの下部近くにある。
提供:Screenshot by Jack Wallen/ZDNET
3. ページ番号を設定する
「Page Number Wizard」が開いたら、ページ番号を自分の好み通りに設定できる。ポップアップには、ページ番号のプレビューが表示される。
プレビューはかなり簡素だが、問題なく機能する。ページ番号を自分の好み通りに設定したら、「OK」をクリックする。これで完了だ。

ページ番号の設定が以前よりもはるかに簡単になった。
提供:Screenshot by Jack Wallen/ZDNET
ページ番号を追加する従来のプロセスでは、推測しながら多くの手順を進める必要があったが、新しい「Page Number Wizard」では、推測はほぼ不要である。自分の判断を後悔したり、ページ番号を自分の好み通りに設定するのに苦労したりすることはなくなった。便利な単一ウィンドウのウィザード内で、すべてを設定できるからだ。
LibreOfficeオフィススイートに追加されたほかの新機能に興味がある人は、7.6のリリースノート全文に必ず目を通してほしい。

提供:vladwel/Getty Images
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。