「Linux」でパフォーマンス監視ツール「Mission Center」を使用するには

Jack Wallen (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2023-09-14 07:45

 筆者は長年、「Linux」OSを使用してきた。アプリの制御やシステムリソースの表示に関する混乱を軽減するとうたうアプリがいくつも現れては消えていくのを見てきた。「これさえあればそうしたタスクに対応できる」と主張する新しいアプリが登場しても、ほとんどの場合、無視してきた。

 しかし、時折、即座に筆者の注意を引くアプリが登場することもある。「Mission Center」もそうしたアプリの1つだ。このアプリの目的は、CPUやメモリー、ディスク、ネットワーク、GPUの使用状況を監視するプロセスを簡素化することだ。適切に設計されたGUIを通して、システム上で実行されているすべてのアプリとプロセスを表示したり、問題を引き起こしている可能性のある不安定なアプリケーションを停止したりすることもできる。

 もちろん、多くのLinuxデスクトップにはこの種のアプリ監視アプリケーションが標準で搭載されている。それなのになぜ別のアプリケーションが必要なのだろうか。率直に言って、そうした標準のツールの中には、それほどユーザーフレンドリーではないものや、管理機能があまりにも多すぎてトラブルを招きかねないものもあるからだ。

 Mission Centerを使用すると、混乱を招くことなく、豊富な情報を得ることができる。このアプリでは、以下の機能を利用可能だ。

  • CPU、メモリー、ディスク、ネットワークの使用状況をリアルタイムで監視
  • アプリとプロセスのリアルタイムのリソース使用量に関する情報
  • 実行中のアプリケーションを停止または強制停止する機能
  • 更新速度を設定可能(「非常に低速」から「高速」まで)
  • プロセス状態をマージ。
  • 並べ替えの設定を記憶。

 Mission Centerの機能はかなり絞り込まれているが、提供されている機能は、使いやすく、クリーンで明確に定義されたUIを通して利用可能だ。

 Mission Centerには注意点が1つある。「Flatpak」経由でなければインストールできないことだ。Flatpakパッケージマネージャーはほとんどの一般的なLinuxディストリビューションにインストール可能なので、このことは問題にならないはずである。

 それでは、Mission Centerをインストールして使用する手順の説明に移ろう。

Mission Centerをインストールする

 必要なもの:Mission Centerをインストールするには、FlatpakをサポートするLinuxディストリビューションとsudo権限を持つユーザーが必要だ。本記事では、筆者のメインのデスクトップディストリビューションである「Ubuntu Budgie」を使って、説明を進める。「Debian」および「Ubuntu」ベース以外のディストリビューションを使用している場合は、OSに合わせて、Flatpakのインストールプロセスを変更する必要がある。

1. ターミナルウィンドウを開く

 最初に、Linuxデスクトップにログインし、ターミナルウィンドウを開く。

2. Flatpakをインストールする

 次に、以下のコマンドを使用してFlatpakをインストールする。

sudo apt-get install flatpak -y

3. Mission Centerのflatpakrefファイルをダウンロードする

 「Flathub」から、Mission Centerのflatpakrefファイルをダウンロードし、「Downloads」(ダウンロード)フォルダーに保存する。

4. Mission Centerをインストールする

 ターミナルウィンドウに戻り、以下のコマンドを使用してMission Centerをインストールする。

sudo flatpak install ~/Downloads/io.missioncenter.MissionCenter.flatpakref

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]