ローコード開発基盤などを展開するスパイラルは11月17日、中国銀行(岡山市)と顧客接点強化に向けた業務提携を開始したと発表した。ローコード開発基盤「SPIRAL」の提供を通じて、対面チャネルの拡充などを共同で進める。
SPIRALは、ローコード開発基盤「SPIRAL ver.1」と、その後継サービスでウェブサイトや業務アプリケーションを作成できる「SPIRAL ver.2」の総称。
SPIRAL ver.1は官公庁、金融、医療、不動産、教育機関などで活用されているローコード開発基盤で、販売促進や顧客関係管理(CRM)などの顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、重要な情報資産をクラウド上で安全に管理し、情報活用のためのウェブアプリケーションを手軽に開発できる。
SPIRAL ver.2は、ウェブサイトの作成から登録データの運用までをワンストップで実行できる機能を備えたローコード開発基盤。国際化対応機能に加え、業務担当者にも利用できる管理画面、開発会社向けのウェブアプリケーションやサイト運営に必要なコンポーネントがそろっている。
今回の提携により、スパイラルでは、中国銀行の業務効率化やコスト削減、セキュリティ事故への不安解消に貢献する。またデジタルを活用した顧客との非対面チャネルの拡充を実施し、利便性の維持、効率化を進める。