DXYZとxIDが連携--京都府亀岡市で顔認証受付の実証を開始

寺島菜央 (編集部)

2024-01-25 10:12

 DXYZは1月24日、同社が提供する顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」とxIDが提供するデジタルIDソリューション「xID」の連携を発表した。また両社は2月1日に、京都府亀岡市と共に同市内の子育て関連施設において、「マイナンバーカード連携 顔ダケで、市民サービス」顔認証受付の実証事業を開始する。

 FreeiDは、アプリで顔情報を登録するだけで、オフィスの入室や来客対応、マンションのオートロック解除、買い物の決済などを顔認証だけでできる。xIDは、身分証や鍵、はんこがデジタル上で一つになったサービス。「xIDアプリ」を利用し、マイナンバーカードと連携することで、手軽に本人確認や電子署名ができる。

 両社が連携することで、マイナンバーカードに登録された基本4情報(住所・氏名・生年月日・性別)を活用した住民サービスを顔認証で利用できるようにする。これにより、住民の利便性向上と自治体職員の業務効率化を目指すという。

連携によるメリット(提供:DXYZ)
連携によるメリット(提供:DXYZ)

 亀岡市では、2023年10月に子育て関連施設でFreeiDを活用した「顔ダケで、市民サービス」実証事業を実施。しかし「顔ダケで、市民サービス」では、市役所窓口での在住確認が必要であり、平日に窓口に行けない市民が顔認証受付を利用できないという課題があった。今回の実証事業では、事前登録時にマイナンバーカードを連携したxIDアプリを利用することで、在宅での在住確認が可能になり、あらゆる市民が顔認証受付を利用できるようになるという。

 また、当日のサービス利用時に、利用者は本人確認証の提示が不要になり、施設では受付の省人化や無人化、利用状況の可視化、持ち忘れ時のトラブル防止につながるとしている。

2月に開始する実証の概要(提供:DXYZ)
2月に開始する実証の概要(提供:DXYZ)

 両社は今後、マイナンバーカードとの連携により、市民一人一人に向けた、バスやタクシーでの優待やクーポンの利用、地域通貨の決済などを顔認証で利用できるように協業を進めていくという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]