PDF Report at ZDNET

サードパーティークッキー廃止が間近に--追い込まれるネット広告

PDF Report@ZDNET

2024-04-22 07:00

 Googleが1月4日に、Chromeブラウザーの1%のユーザーを対象に、サードパーティークッキーを既定で制限すると発表したことが衝撃を与えている。2024年第3四半期の開始時である7月からは、全ユーザーを廃止の対象にするとしている。

 サードパーティークッキーは、利用者が訪問しているウェブサイト以外のドメインによって設置されるクッキーである。主にオンライン広告の間事業に業者によって使用され、利用者の興味や行動を追跡し、ターゲティング広告を表示するために用いられる。そのため、サードパーティークッキーの廃止は、オンライン広告事業者に大きな影響を与えることになる。廃止により、企業は個人を追跡して広告を表示するなどのマーケティング活動ができなくなる。自社に顧客データを蓄積していない企業は、別の手段を採用し、新たな広告活動をしていく必要がある。

 サードパーティークッキー廃止の影響を解説する記事を集めた。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  5. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]