Googleが1月4日に、Chromeブラウザーの1%のユーザーを対象に、サードパーティークッキーを既定で制限すると発表したことが衝撃を与えている。2024年第3四半期の開始時である7月からは、全ユーザーを廃止の対象にするとしている。
サードパーティークッキーは、利用者が訪問しているウェブサイト以外のドメインによって設置されるクッキーである。主にオンライン広告の間事業に業者によって使用され、利用者の興味や行動を追跡し、ターゲティング広告を表示するために用いられる。そのため、サードパーティークッキーの廃止は、オンライン広告事業者に大きな影響を与えることになる。廃止により、企業は個人を追跡して広告を表示するなどのマーケティング活動ができなくなる。自社に顧客データを蓄積していない企業は、別の手段を採用し、新たな広告活動をしていく必要がある。
サードパーティークッキー廃止の影響を解説する記事を集めた。