invoxは、パナソニックグループが同グループ68社へ「invox電子帳簿保存」を導入したと発表した。
invox電子帳簿保存は、電子帳簿保存法の電子取引とスキャナー保存の要件に対応する文書管理システム。PDFや紙で受け取った請求書・納品書などの「取引年月日・金額・取引先」を、AI OCRとオペレーターが自動でデータ化する。さらに訂正削除の履歴や申請・承認の記録を残しながら電子保存できる。
パナソニックグループでは、基幹システムで扱う取引データは新たに構築した文書保管システムでの保存を決定していた。しかし基幹システムで取り扱わない、メールでやり取りする注文書や、別システムに見積書をアップロードするような業務については、別のツールが必要と判断して、サービスの検討を始めたという。
invox電子帳簿保存について、同グループは、シンプルかつ低コストな点を評価した。またトライアルで全ての機能を試すこともできたのでテストがしやすかったことも導入の決め手になったという。さらにinvoxのSSOオプションを利用すれば、社内と同レベルのセキュリティ認証になると考え、認証面もinvoxなら問題ないと判断した。くわえて迅速な対応が可能なサポート体制も採用のポイントになったという。