学校法人立命館は、コミュニケーション機能と校務支援機能が一体となった教育機関向けサービス「ツムギノ」を附属5校で採用した。提供元のテクマトリックスが6月6日に発表した。
ツムギノでは、校内外のコミュニケーションに加え、学びの蓄積や教職員の校務も一元的に支援する。同サービスのコミュニケーション機能では保護者からの出欠連絡、校務支援機能では成績管理などが可能。ツムギノというサービス名は、糸をつくる、言葉をつなげるという意味を持つ「紡ぐ」と、革新を意味する「Innovation」を掛け合わせている。
テクマトリックスと立命館は、2025年4月のツムギノ本番稼働に向けて、共同プロジェクトチームを発足し、同サービスの導入を推進する。立命館は、児童・生徒の教務や学籍情報を連携させ、学びや支援に寄与する校務支援システムの導入を目指している。