大日本印刷(DNP)は、イオンが株式上場50周年を記念して公開しているバーチャルミュージアム「イオンメタバース館」の構築・運用を支援したと発表した。
イオンメタバース館では、DNPの鑑賞システム「DNPコンテンツインタラクティブシステム みどころギャラリー XR型」を活用している。ユーザーはPCやスマートフォン上で空間を回遊しながら、ジャスコからイオンへの変化も含めた50年の歴史について理解を深められるという。
中央の大樹が印象的なエントランス空間
同館では、参加者がイオンの取り組みを理解したり未来の暮らしを共創したりできるコンテンツを用意。アバター同士で交流できる参加型イベントなども計画している。イベント会場では、日々の暮らしに役立つライフプランや金融知識をテーマとしたセミナーを行うなど、株主や株主候補に向けた情報を発信。幅広い消費者に親しみやすいクイズやマンガ、著名講師によるライブセミナーなども計画している。
DNPは、新しい体験価値と経済圏を創出する「XRコミュニケーション事業」を展開している。同社はこの事業で培ったコミュニケーション技術なども活用し、イオンメタバース館の2025年2月までの公開期間中、多様なステークホルダーがイオンの歩みや魅力を体感できるコンテンツやイベントを展開するとしている。