Clouderaは6月26日、データ分析の価値を高める3つのAIアシスタント機能を発表した。これらの機能は、データ、アナリティクス、AIビジネスアプリケーションの開発を加速させ、「Cloudera Data Platform」上でより実用的なインサイト獲得を可能にする。
新機能は、「SQL AIアシスタント」「Cloudera Data Visualization内のAIチャットボット」「Cloudera Machine LearningのCloudera Copilot」の3つ。
SQL AIアシスタントは、ユーザーが平易な言葉で情報を説明するだけで、高度な技術を用いて関連データを検索し、最適なクエリーを生成・説明する。SQL構文を使わずに済むため、ユーザーはデータからのインサイト獲得に集中できる。
Cloudera Data Visualization内のAIチャットボットは、ユーザーの質問に対して関連データを表示し、ダッシュボードのコンテキストを活用してより深いインサイトを提供する。「Cloudera Data Visualization」で作成されたダッシュボードやレポートで直接利用できる。
Cloudera Data Visualizationは、データの取り込みから洞察、データライフサイクル全般にわたって、迅速かつ容易にデータの探索、コラボレーションなどの結果を共有できるようにする。Cloudera Data Platformの一部としてネイティブに提供される。
「Cloudera Machine LearningのCloudera Copilot」は、事前学習済みの大規模言語モデル(LLM)を搭載し、データラングリングからコーディングまで、AI/MLモデルの本番環境展開における課題を解決する。130以上のHugging Faceモデルとデータセットとのシームレスな統合により、AIアプリケーションの開発プロセス全体をサポートし、データサイエンス、モデル開発、ファインチューニングを迅速化する。